2006年09月15日

悪性黒色腫を磁場と酸化鉄で焼き殺す新技術

皮膚がんを高熱で狙い撃ち 信州大と中部大が新手法

 磁場をかけると発熱する酸化鉄の微粒子を使い、がん細胞だけを焼き殺す手法を、信州大(長野県松本市)と中部大(愛知県春日井市)の共同研究グループが開発し、マウスで皮膚がんを大幅に縮小させる実験に13日までに成功した。

 家庭に普及している電磁調理器と似た原理で、副作用が少なく、抗がん剤が効かない患者でも効果が期待できるという。信州大の松本和彦助教授は「早ければ来年にも皮膚がんの一種、悪性黒色腫(メラノーマ)を対象に小規模な臨床試験を始めたい」と説明。横浜市で開かれる日本癌学会で29日発表する。

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 詳しいことは分かりませんが、酸化鉄の微粒子をがん細胞に選択的に吸収させて、磁場を発生させて焼却してしまうというイメージでしょうか。抗がん剤の効かない患者にも効くというのは大きなポイントか。

 メラノーマ(悪性黒色腫)は進行の非常に速い癌で、日本では年間1500人〜2000人くらい発生しています。ほくろみたいなガンといえば分かりやすいでしょうか。紫外線の影響か知りませんが、年々増加傾向にあるようです。皆様も異常を感じたらすぐ病院へ。

参考:転移しやすいメラノーマ/虎の門病院大原国章部長

関連:医学処 日光の浴びすぎで毎年6万人が死亡
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posted by さじ at 21:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚
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