切除した骨や遺体の骨を保存し移植用に供給する特定非営利活動法人(NPO法人)熊本骨バンク協会(熊本市、高木克公理事長)が、業務を開始した。地域骨バンクの設立は九州では初めて、全国でも2カ所目。「移植用の骨の安定供給につながる」と関係者は期待を寄せている。
移植用の骨は、骨肉腫などの手術でできる骨の欠損や、人工関節のゆるみを補うために使う。日本整形外科学会によると、2004年に人工骨を含めて全国で約3万2000件の骨移植が行われ、年々、需要が高まっているという。
ただ、骨の供給は不足しており、これまでは各医療機関が、患者の正常な部分を削ったり、他の人の切除した骨を使ったりしてきた。しかし、生体からの摘出は神経などを痛める危険があり、人工骨も医療費がかさむなどの問題があった。
このため同協会は、日本臓器移植ネットワークが発行しているドナーカードで、骨の提供にも同意した人が亡くなった場合、摘出チームを派遣するなどして骨の提供を受ける。医療機関から生体の切除骨の提供も受けて、冷凍保存し、医療機関の要請に応じて移植に適した骨を供給する。既に処理・保存施設は完成しているという。
13日には業務開始の記念事業を同市で開催。1992年に活動を始めた東海骨バンクの蜂谷裕道医師が講演し「当初は理解が得られず、取り組みはなかなか広がらなかった。(熊本での活動開始を機に)理解が広がり、提供者が増えてほしい」と期待を込めた。
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骨の移植があるってこと、知って下さい。色んなところで役にたってます。
確かに骨を提供してもらうのって、臓器以上に難しいかもしれない。日本では火葬中心なので、お骨を残しておく習慣があります。故人の唯一遺された肉体ですから、あげるのはためらわれるかも。私は死後だったらどの臓器でもご自由に使って下さいとは思いますが、骨を全部もってかれるのはちょっとって気もしますね。まだ俗世間に未練があるからでしょうか。
骨提供の意思って1,2本単位でできるんですかね?大腿骨2本とか橈骨2本とか。できれば需要あるかもしれない。まさに骨の1本や2本ってノリで、移植が広まってくれれば幸い。
私は、骨の再生が何らかの原因でされなくなる 骨壊死症という病気です。
私の病気に、骨移植の手術が よく行われることはなく、世界や日本でもほとんどやらない治療法で、最近 発表されたものです。
骨バンクは、まだまだ世間に広まる所まで行ってないので 少しづつでも 名前を知って、ドナー登録して欲しいと思ってます。