2006年09月12日

北里大学病院で、530g未熟児の内視鏡手術に成功

530g未熟児の内視鏡手術に成功、北里大で国内初

 北里大学病院(神奈川県相模原市)は11日、体重530グラムの未熟児の内視鏡手術に国内で初めて成功したと発表した。10月2日に都内で開かれる日本胸部外科学会で発表する。

 執刀したのは小児心臓外科担当の宮地鑑助教授。女児は昨年12月、同病院で出生したが、大動脈と肺動脈をつなぐ動脈管が閉じず、肺出血を起こしたため、1月24日、内視鏡でクリップする手術を行った。その後の経過は良好という。

 動脈管は、胎児の肺に血液を供給する役割を持ち、出産後に自然に閉じるが、未熟児の場合、閉じにくくなる症状が出やすいという。同病院では昨年から1000グラム未満の未熟児に対し、より負担の小さい内視鏡手術を施しており、今回を含め13例成功している。

 宮地助教授は「内視鏡手術の有効性が証明できた」と話している。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ただでさえ小さな未熟児の心臓の、小さな小さな場所を内視鏡で治療してしまうとは。宮地鑑先生に拍手。これからも頑張っていただきたい人です。

関連
医学処 国内で最小の新生児心臓手術に成功。症例は総肺静脈還流異常症
医学処 完全大血管転位症の低体重児、心臓手術に成功
広告
posted by さじ at 20:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | 大学
この記事へのコメント
この女児はなくなりました。拍手しないでください。
Posted by at 2006年10月11日 22:37
亡くなったんですか。ご冥福をお祈り申し上げます。
ですが宮地鑑先生の成し遂げたことは快挙には違いありません。残念な結果に終わってしまいましたが。
Posted by さじ at 2006年10月11日 23:09
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック