2006年09月09日

人魚体症候群の女児が、脚の分離手術に成功する

ペルーの「人魚」女児、最後の脚の分離手術に成功

 両脚がくっついた状態で生まれたペルーの女児が7日、脚の分離する最後の手術を受け、無事に成功した。今後は両脚で歩く練習をしていくと同時に、1つの管を共有している消化器官と泌尿器官、生殖器官を分離する治療を始める。

 スペイン語で「奇跡」を意味するミラグロスちゃんは、2004年に両脚がくっついた先天性の「人魚体症候群」を抱えて生まれ、現在2歳4カ月。

 この奇形の赤ちゃんは、腎臓などの臓器が発達せず、両脚がくっついているため排泄が不可能なことから、誕生後数時間から数日で死んでしまうことがほとんどだ。

 しかし、ミラグロスちゃんは肺や心臓などの臓器に問題がなかったほか、両脚それぞれ骨と軟骨組織があり、医師らは分離手術が成功すれば歩くことができると判断。昨年6月に、かかとから太もも部分までの分離手術を受けていた。

 執刀医のルイス・ルビオ医師によると、ミラグロスちゃんは今回、脚の付け根部分、股間部の約10センチを分離する手術を受け、両脚が完全に分かれた状態になったという。

 ルビオ医師は、今後10数年かけて、ミラグロスちゃんが通常の生活を送れるよう、治療を続ける必要があると述べている。

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 おめでとうございます。快挙ですね。先天性の病気、それも「何かが欠損している系」は往々にして重症になるものですが、幸運にもこの子は上半身の発育が良かったようで。元気に自分の足で立って、日常生活を送れますように。

 分離前の画像はこちら

関連:医学処 全腸管壁内神経細胞未熟症で五臓器移植を受けた彩花ちゃん1歳、永眠。


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posted by さじ at 05:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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