厚生労働省は31日、05年10月に全国500カ所の医療機関で受診した患者約17万人分の「受療行動調査」の結果を公表した。病院を選ぶ際に「ほしいと思った情報」(複数選択)は(1)医師の専門分野・経歴(54.4%)(2)夜間・休日診療、往診・在宅医療の実施の有無(48.4%)−−の順。ところが、(1)と(2)を知ることができたのはそれぞれ28.1%、39.4%にとどまっており、医療機関の情報開示不足をうかがわせた。
大学病院など高度医療を提供する特定機能病院に限ると、「医師の専門分野・経歴」をほしい情報に挙げた人は61.1%に達した。それでも情報を得ることができた人は26.6%で、大病院の敷居の高さを印象づけた。
また「安全(医療事故防止など)のための取り組み」は、ほしい情報の3番目(46.6%)だったが、入手できたのは22.6%。全体でも「(何らかの)ほしい情報を入手できた」人は45.7%と半数以下だった。
外来での待ち時間を聞くと、「15分以上30分未満」が23.3%で最も多かったが、特定機能病院は「30分以上1時間未満」が23.7%でトップ。予約を取っていたのに「2時間以上3時間未満」という人も4%いた。一方、外来の診察時間は「3分以上10分未満」(50.3%)が最多。ベッド数20〜99床の小病院では「3分未満」が18.9%に達した。
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医者の経歴なんておそらく大学卒後2年間ぐらいしか意味をなさないものだと思います(意味という観点から言ってしまえば)。医学博士の資格も「足の裏についた米粒」と称されるように、「とらなくてもいいけど、とらないと気になるもの」という存在です。大学院に数年身を捧げるだけで、誰でもとれますからね。
別段意味をなさない資格なんですけど、今回の記事をみてもらうとわかるように、患者が医者を選ぶときに大事なのは資格、経歴。それは現実です。本当ならスキルを高めたいであろう人も、ハクがつくという理由で博士号取ったりね。所詮世の中ハッタリです。
私が患者なら一番ほしいのは「できるだけ多くの口コミ情報(治療実績)」ですかね。ウソホントは自分で判断するとして。