2006年09月09日

中学の柔道部で激昂した部長に投げられ、急性硬膜下出血

<柔道事故>意識不明生徒の両親が市など相手に損害賠償提訴

 福島県須賀川市立第一中学校で柔道部の練習中に男子生徒に投げられ意識不明になった当時1年生の女子生徒(15)と両親が31日、学校が安全配慮義務を怠ったとして市と県、男子生徒と母親を相手取り、63年分の介護料と慰謝料など約2億3000万円の損害賠償を求める訴えを福島地裁郡山支部に起こした。

 訴状によると、女子生徒は03年10月、練習中に足を痛めて休んでいたことに怒った部長の2年生男子生徒に投げられ、頭を畳で数回打った。急性硬膜下出血で現在も意識は回復していない。県警須賀川署は05年9月、当時の顧問教諭と副顧問の講師を業務上過失傷害容疑で福島地検郡山支部に書類送検した。今回の訴えに対し須賀川市は「訴状を見ていないのでコメントを控える」としている。

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 こういうニュースを見るたびに、市や県に罪はないよなぁと思う。注意義務があるから賠償するんだという観念が今の「法」なのだろうが、なんかこう、すごい違和感を感じるわけですよ。これ悪いの、100%男子生徒だし。校長が実名出して全国に「申し訳ありませんでした」って頭下げる映像なんて見たくないわけよ。反省してほしいのはあなたじゃないから。反省したところで防げる事故ではないから

 そう、防げるかどうかの問題です。いくら学校とはいえ、学校内でおきたこと全て教師に責任があると考えるのはオカシイと思う。勿論それなりの注意は必要だと思いますが。

 と、いうわけで、2億3000万は男子生徒が一生働いて返すべきだと思います。今の「法」では市や県が億単位の金を払うんでしょうが、果たして市や県はその賠償で何を反省するのか?意味不明な話です。法律のナァナァなところはそろそろ直りませんかね。2億3000万円払いきったら、自分のした過ちを一生後悔しながら真面目に人生真っ当してくれそうな気がします。

 剣道、柔道などの伝統ある「武道」でこういうバカけたことが起きてはなりません。技を競い合うために習うというより、まずは礼儀作法を習得するものです、本来は。


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posted by さじ at 04:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神
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