10代で妊娠した少女たちの多くは、将来について非現実的な期待を抱いていることが、米国の調査で明らかになった。
少女たちの中には、生活の変化に対しての心構えはできており、子供を産むことで、ボーイフレンドを含む周囲の人たちとの絆が深まると思っている者もいたという。特に年齢が若いほど楽観的で、育児というものを理解できる精神年齢に達していないことが理由だと専門家はみている。
調査は、12歳〜19歳までの妊娠中のティーン247人を対象に行われ、10代の妊娠に対する考え方や、有利な点、不利な点について自由に話してもらった。そのうち、有利な点で最も多かったのが、ボーイフレンドなど周囲の人との絆が深まるというものだった。また、子供とは年齢が近いので、友達のような関係になれると考える者もいた。
他にも、早いうちに子育てを終えれば将来自分のやりたいことができる、子供ができれば責任感が持てるようになり、アルコールや麻薬に手を出さなくなり、自立心が芽生える、などの楽観的な見方をする少女たちもいた。
ただし、全体的に見ると、不利な点を挙げるティーンのほうが多く、責任が増えた分、普通の青春時代は送れなくなる、子供のために学校を中退し、将来設計を変えなければならなくなる、などの意見があった。また、18歳以上の半数は、母親になる覚悟ができていないのに対し、16歳以下では35%ほどにとどまった。
専門家は「医師は、ティーンが持つ子育てへの楽観的な見方を認識し、これらの見方が必ずしも正しいとは言えないことや、不利な点もあることを理解させるような話し合いの場を作るべきだ」と述べている。
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普通、ある程度の理解力を持っていれば、たとえ小学生であっても10代で出産するのがリスキーだと分かると思います。まあ正直言って、彼氏の気をずっと引き続けるために出産という手段をとるというケースのほうが多いのではないかと思いますけれど(勿論無意識的に)。独占欲の表面化とでもいいますか。分かりませんけどね。
クッキングパパという漫画で、ヤンママが「じゃあ経済的な理由であんたは生まなかったのかい?それこそ打算的じゃないか。私らのは『愛』だ」と主張する話がありました。はっきり言っておくと、出産というのは愛の産物ではありません。二人の身勝手のために、その子供の一生が決まってしまうなどありえない話です。
10代同士で妊娠し、その子供がまともに育つかどうか、おそらく育たない場合のほうが多いでしょう。子供と年齢が近いから「友達になれる」などと思って育児をしていれば、発達心理学的に悪影響がみられるのは自明です。
せめて子供をまともに育てるだけの知識、理解力、経済力、そして愛する心。それがなければ生むべきではない。それこそ自分と同じような、アルコールや覚せい剤にハマる人間を作り出してしまうと強く思います。
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とにかく、これから世に生まれてくる子どもたちが悲しい思いをしなくてもいいようにと祈るばかりです。
おそらく親から受け継がれた「軽さ」があると、10代でも出産してしまうのではないかな、と。おそらく生まれてきた子たちも、早いです。それを打ち消すには常識と教育ですが、そのどちらも持ち合わせていないとなると難しいですね。
簡単におろすよりかは、責任をとっていて良い
でも、「産む」だけじゃだめだと思う
・・・難しいね。
子供が世の中に出て、最も吸収するのは親から、ですからね。知識だけでなく人としての振る舞いから、性格まで。そこまで知った上でなら、傍若無人な振る舞いを行える人などいないと思うんですけど。。。いるんですよねぇ。