喫煙者のたばこの禁断症状は、最後の喫煙から早くも30分以内に表れることが、フロリダ州タンパにあるがん研究センターで、たばこと禁煙プログラムの研究をしているトーマス・ブランドンさんらの調査で分かった。
ブランドンさんらは1日1箱のたばこを吸う50人を対象に、半数は自由に喫煙してもらい、半数はたばこを控えてもらって、集中力を要する仕事を続けさせた。そして、30分ごとに禁断症状の有無をチェックした。
その結果、たばこなしの人は、30分以内に仕事の能率が落ち、一服をほしがり始めた。また、1時間以内に怒りを示し、ニコチンの禁断症状の1つである心拍数の低下も確認された。たばこなしの人はさらに、3時間以内に不安や悲しみを示し始めたという。
禁断症状がこれほど早く訪れることを示した調査結果はこれが初めて、と専門家は指摘している。ブランドンさんは「喫煙者は1時間で平静を失うことがあるということだ」と述べ、禁煙を勧めている。
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非喫煙者にとっては迷惑極まりない話です。イライラをぶつけられると腹立ちますからねぇ。30分で禁断症状がでるとは。ずっと吸ってるか、もしくは何も吸わないか。決めるのはアナタ。
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