2006年09月06日

インドのジェネリックメーカーが日本に進出

インド後発薬メーカー、日本進出

 インドの後発薬メーカー、ザイダスグループが日本に進出する。日本法人を設立し、2年以内に厚生労働省から製造販売の承認を得る計画。循環器関連などでまず20品程度の製品を発売、2015年までに年間売上高約200億円を目指す。日本の後発薬市場は世界最大手のテバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(イスラエル)など海外企業参入が相次いでおり、今後競争が激化しそうだ。

 ザイダスグループは東京・新宿に100%子会社「ザイダスファーマ」を設立し、4日に営業を始めた。6カ月以内に日本での後発医薬品販売に必要な、血中濃度などを確認する試験を始める。

 ザイダスはインドの製薬会社で売上高五位。日本では得意とする循環器や鎮痛剤を中心に製品を投入する考え。販売は国内の後発薬メーカーなどに委託する考えで、現在、複数の企業と交渉中という。後発薬メーカーに薬の原料も販売する。

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 続々参入状態のジェネリック市場ですが、こんなに乗り出しても儲けが出るほど安定してるんでしょうねぇ。何らかの「旨み」がないと新薬開発が進まない気もします。今のままだと新薬市場は「超ハイリスクハイリターン」ですから。

 「患者のためになるんだから薬が安くて何が悪い」という理屈も分からんではないのですが、そういう理屈を通してしまうと、わざわざバクチである新薬開発に誰も乗り出さなくなってしまいます。それは医療の後退を意味しますが、製薬会社が悪いわけでもありません。より良い薬が作られる可能性を捨ててまで、現行の薬を完全に批判するのは、ちとどうかなと。安いほう安いほうと主張するより、どうすれば新薬開発が進むのかを検討したほうが有意義ですよね。

 …というのも、このジェネリック普及を推し進めているのが、厚生労働省でして。何でかっていうと、勿論、国民医療費を抑制したいからです。でもそれが短絡的な所業であることは、お分かりいただけましたでしょうか?

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posted by さじ at 03:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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