2006年09月03日

患者の悩みに答える心療内科的マニュアルを無料配布

患者の悩み 患者が解決

 闘病についての患者の悩みは、同じ病の患者が最もよく分かる。そこで、患者自身が他の患者の質問や悩みに応える「ピア相談」が広がっていることから、相談に応じる際の留意点をまとめた小冊子「医療に関(かか)わるピア相談スタッフセミナー メール相談を中心に」が作成された。

 多くの患者会が患者への相談活動を行っているが、「素人判断で誤った情報を与えるのではないか」などの不安もある。

 そこで、子宮筋腫や子宮内膜症の患者会「たんぽぽ」が、どの患者会にも参考になる情報を提供しようと、過去4年間に1万件のメール相談に応じた心療内科医の解説や、具体的な事例をもとに、相談への対応のポイントをまとめた。

 相談活動を行う患者会に無料で配布している。希望者は、たんぽぽ(〒220・8691 横浜中央郵便局私書箱60号)に、「ピア相談冊子希望」と明記し、180円分の切手を張ったA5サイズ以上の返信用封筒(返信先の住所、氏名を記入)を送る。

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 これは良いですね。具体的に解決ポイントをまとめたマニュアルさえあれば、伝える側も間違ったことを言っているかもというプレッシャーから解放されますし、逆に誤った情報に惑わされる心配もなくなるわけですし。
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posted by さじ at 18:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 生殖
この記事へのコメント
体験された方の声は説得力がありますね。病気を体験していない者、もしくはお医者さん以外の者が、聞きかじりの知識であれこれ言うのも患者さんに対して失礼なことだと思います。一般の人でも知っていたらいいことは、どんどん知らせてほしいものです。患者さんを傷つけないために。
Posted by ai at 2006年09月03日 22:41
情報の取捨選択はホント、大事です。例えばのハナシ、待合室で患者同士のおしゃべりで「○○病院の○○先生はヤブだ」なんて話していたら、おそらくそれを聞いた人は疑心暗鬼になりますし、そうすると治療成績にも影響が出てきますよね。

情報は、怖いです。この薬は副作用が強かったとか、この薬で死んだ人をみたとか、そういう話が流れていくのを前段階でストップする工夫が、今回の記事のようなものなのでしょう。是非普及してほしいと思います。
Posted by さじ at 2006年09月04日 02:08
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