闘病についての患者の悩みは、同じ病の患者が最もよく分かる。そこで、患者自身が他の患者の質問や悩みに応える「ピア相談」が広がっていることから、相談に応じる際の留意点をまとめた小冊子「医療に関(かか)わるピア相談スタッフセミナー メール相談を中心に」が作成された。
多くの患者会が患者への相談活動を行っているが、「素人判断で誤った情報を与えるのではないか」などの不安もある。
そこで、子宮筋腫や子宮内膜症の患者会「たんぽぽ」が、どの患者会にも参考になる情報を提供しようと、過去4年間に1万件のメール相談に応じた心療内科医の解説や、具体的な事例をもとに、相談への対応のポイントをまとめた。
相談活動を行う患者会に無料で配布している。希望者は、たんぽぽ(〒220・8691 横浜中央郵便局私書箱60号)に、「ピア相談冊子希望」と明記し、180円分の切手を張ったA5サイズ以上の返信用封筒(返信先の住所、氏名を記入)を送る。
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これは良いですね。具体的に解決ポイントをまとめたマニュアルさえあれば、伝える側も間違ったことを言っているかもというプレッシャーから解放されますし、逆に誤った情報に惑わされる心配もなくなるわけですし。
情報は、怖いです。この薬は副作用が強かったとか、この薬で死んだ人をみたとか、そういう話が流れていくのを前段階でストップする工夫が、今回の記事のようなものなのでしょう。是非普及してほしいと思います。