山西省臨汾市伝染病病院エイズ治療区内の「緑色港湾」区で1日、「紅絲帯小学校」の開校式が行われた。エイズ患者の子供向けに小学校が設立されるのは中国初。式には6歳半〜11歳までの8人の生徒が参加した。全員が母子感染によるHIV感染者で、母親は亡くなっている。
「緑色港湾」では、延べ300人以上が入院してエイズの治療を受けている。子どもの患者もいる。同年代の子供たちと同じように教育を受けさせようと、病院側はエイズ患者が通う紅絲帯小学校の開校を決めた。
同校は生徒の年齢別に、4つの学年に分けられている。国が指定した教科書を使い、机も15台用意された。学校の管理方法は一般校と同じ。授業を代講する教員と、生徒と生活を共にする生活指導教員がいる。
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日本も他人事ではありませんね。HIV感染者が増えているのは中国と同じです。ただ違うところはお金があるので一生発症しないように薬で抑えることができる点ですかね。
臓器移植問題やらを見てると思うんですが、日本人はホント、自分のこと以外あまり考えない傾向にあります。このような風土でHIVに対する偏見が果たしてなくなるのか?それは難しいのではないか、と思います。いつか、このような小学校が病院の隣に出来るのかもしれません。
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