2006年09月01日

分娩第1期内診は看護師でも行えるようにするべき。

看護師助産、1期内診なら警察捜査不当と産婦人科医会

 横浜市の堀病院で看護師らが助産行為をしていた問題で、産婦人科専門医らで構成する日本産婦人科医会(坂元正一会長)と日本産科婦人科学会(武谷雄二理事長)は1日、「(堀病院の助産行為が)分娩第1期の内診だけであれば、警察の大がかりな捜査は極めて不当」とする見解を公表した。

 陣痛が始まってから子宮口が開くまでの分娩第1期の助産について、厚生労働省は02年、子宮口の開き具合などを調べる看護師の内診を違法とする見解を、全国に通知している。両会はこれまで、通知の順守を会員に呼びかける一方、「内診は、看護師の業務である『診療の補助』にあたる」として、同省に法解釈の変更を強く求めていた。

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 厚生労働省の通達って大抵無理難題ばかりですから。それが医者への嫌がらせなのか、それともただ頭を使ってないのかは判断できませんが。

 子宮口の開き具合を看護師がチェックすることに一体何の問題があるのでしょうか。理解しかねますね。そんなんで助産師を増やすなどしていたら産婦人科は病院をやっていけなくなりますよ。

 医師側の要望は全く通らず、自分たちの勝手(自身の給与の問題や政治家との折り合い)で全てを決め、医師にやらせる厚生労働省。何故話し合い、歩み寄りができないのでしょうか?医療の現状を知らずに法を変えるなど愚の骨頂です。

関連:医学処 産科医不足に続き、助産師不足が深刻に
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posted by さじ at 21:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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