2006年08月30日

親と離れて入院中の子供に、会話ロボット「翔ちゃん1号」を

小児がん征圧キャンペーン 一緒に遊んでね 入院の子どもに会話ロボ

 親と離れて入院する子供たちの話し相手になる会話ロボットを贈るため、募金活動をしている埼玉県朝霞市の市民団体「全国にとどけようコミュニケーションロボットと翔ちゃん基金」(木田美恵子代表)は28日、大阪府泉大津市立病院に「翔ちゃん1号」を寄贈した。白血病で亡くなった木田代表の二男、翔太さん(当時14歳)の遺志を継いだ同基金の寄贈第1号で、木田代表は「(入院中の)子供たちのさびしい心のすき間を埋めてもらえれば」と話している。

 白い会話ロボットは身長45センチ、体重約8キロ。5歳児程度の会話能力があり、面会時間終了後などに子供たちの話し相手になる。眼球やまぶたの動き、顔に埋め込まれたLED(発光ダイオード)の変色で喜びや悲しみなどの感情も表現できる。音声認識マイクやスピーカーを内蔵し、「歌って」とお願いすれば、「バラが咲いた」を歌ったりする。価格は約60万円。

 翔太さんは白血病で04年2月、埼玉県内の病院に入院。04年10月に亡くなるまで会話ロボットのモニターを務めた。

 翔太さんの遺志を受け継ぎ、昨年8月、家族や友人約20人で基金を設立。全国の病床の子供たちにロボットを届けるためJR北朝霞駅前で街頭募金などを続けている。問い合わせは同基金(048・468・5805)

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 難病の子供の夢を叶える団体「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」に似てる活動内容ですが、こちらのほうでは広範的な支援が行われているようです。

 写真を見るだけで辛いです、こういうニュースは。
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posted by さじ at 23:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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