2006年08月30日

岩手医科大学が入学定員数を20人増加。でも県内出身者限定

岩手医大に定員増要望 県市長会など

 県市長会(会長・谷藤裕明盛岡市長)と県町村会(会長・稲葉暉一戸町長)は25日、県と岩手医大に対し、同大医学部の定員増を求める要望書を提出した。厚生労働、文部科学、総務の3省は医師不足が深刻な都道府県
の大学医学部の定員を暫定的に増やす「新医師確保総合対策」の原案をまとめており、地方から現状を訴えることで定員増の実現につなげる考えだ。

 谷藤市長、熊坂義裕宮古市長、稲葉町長が増田知事、同大の大堀勉理事長を訪問。要望書では「医師の不足や診療科による偏在が顕著であり、医療環境の後退を余儀なくされている」とした上で▽同大医学部の入学定員20人程度増員増員は県内の出身者に配慮する−と求めている。

 要望書を受け増田知事は「地元枠をきちんと設けることと、国への要望をしっかりしていきたい」、大堀理事長は「面積の広い岩手は人口が少なくても医師は必要だ。東北、北海道の地域で声を上げていかなければならない」と答えた。

 県市長会、県町村会は今後、文部科学、厚生労働の両省にも要望書を提出する予定。

 2004年末現在、本県の人口10万人当たり医師数は179・1人(02年調査比4・5人減)で、全国平均を32・6人も下回っている。医師の派遣先である大学病院が引き揚げたことなどによる県立病院などの診療科の休診も深刻化している。

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 岩手医科大です。岩手医大は私立医学部なんですけども、地元枠を設けているのが特色として挙げられます。

 入学定員が20人増ということで、受験生にとっては涙モノのお話でしょう。地元民限定ですが。本気で医療をやりたい人(それもかぶれた都会派志向ではなく、純粋に医者という職を全うしたい人)は是非どうぞ。

 1901年に私立岩手医学校として創設され、1947年に岩手医科大学と改名した。岩手県内唯一の医師・歯科医師養成機関、東北地方で唯一の私立医学部である。(wikipediaより)
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posted by さじ at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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