2006年08月29日

日本脳炎の感染危険性が高いのは、広島、高知、長崎、香川

日本脳炎に注意−感染危険性基準超え

 香川県は二十五日、豚の血液検査の結果から、香川県内が日本脳炎の感染危険性の判定基準を超えたと発表した。

 香川県環境保健研究センターが七月十八日から一週間ごとに生後六カ月の豚十頭の血液検査を実施。八月二十一日の第五回検査で、十頭すべてが日本脳炎ウイルスに感染していることが判明し、感染豚が50%以上などとする判定基準を超えた。

 香川県薬務感染症対策課は、ウイルス媒介蚊に刺されないよう、外出時に長袖や長ズボンを着用するなどの注意を呼び掛けている。二十一日現在、判定基準を超えているのは広島、高知、長崎の三県

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 日本脳炎

 典型的な症例では、数日間の高い発熱(38 〜40 ℃あるいはそれ以上)、頭痛、悪心、嘔吐、眩暈などで発病する。小児では腹痛、下痢を伴うことも多い。これらに引き続き急激に、項部硬直、光線過敏、種々の段階の意識障害とともに、神経系障害を示唆する症状、すなわち筋強直、脳神経症状、不随意運動、振戦、麻痺、病的反射などが現れる。感覚障害は稀であり、麻痺は上肢で起こることが多い。脊髄障害や球麻痺症状も報告されている。痙攣は小児では多いが、成人では10%以下である。

 死亡率は20〜40%で、幼少児や老人では死亡の危険は大きい。精神神経学的後遺症は生存者の45〜70%に残り、小児では特に重度の障害を残すことが多い。パーキンソン病様症状や痙攣、麻痺、精神発達遅滞、精神障害などである。

引用:感染症の話 日本脳炎

 日本脳炎ワクチンは受けられましたか?日本脳炎ワクチンには賛否両論あるようですが、危険な地域の方は受けたほうが良いと思われます。どちらのリスクを取るのか、という話ですが。その他、少しでも蚊に刺されないように心がけましょう。

 医学処 蚊に刺されないための総合知識


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posted by さじ at 02:02 | Comment(4) | TrackBack(0) | 感染
この記事へのコメント
今年度は今のところこういう結果のようですが、ここ数年を見ますと西日本全般的にリスクがあると思います。
早く新型ワクチンが出れば良いのですが。
Posted by こどもクリニックのwebmaster at 2006年08月30日 12:05
コメントありがとうございます〜。なるほど、西日本全体に。他県といえども安心せず、少しでもリスクを減らすような生活をしなければならないようですね。
Posted by さじ at 2006年08月30日 21:58
九州では16年ぶりに小児の日本脳炎が発生したそうです。(厚生労働省戸山研究庁舎のページ参照)
少し、行政も考えなおしてくれないでしょうか…
Posted by こどもクリニックのwebmaster at 2006年10月11日 14:55
こんばんは。行政はどうも医療をないがしろにする傾向にありますね。そりゃ日本国民全体の数から見れば日本脳炎患者など微々たるものかもしれませんが、それでもかけがえのない命なんだというミクロ視点で考えてもらいたいものです。
Posted by さじ at 2006年10月11日 23:07
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