トレーニングで筋肉は鍛えられるが、筋肉の数や付き方は、個人によって生まれつきかなり異なることが、大阪外国語大の小松敏彦助教授(運動機能解剖学)の研究でわかった。
筋肉を詳しく調べることで、天性のスポーツエリートの発掘に役立ちそうだ。小松助教授らは、大阪大解剖学教室の協力を得て、過去の解剖データなどを分析した。
例えば“力こぶ”は上腕二頭筋の名前の通り、二つの筋肉で構成されるのが一般的だが、分析では三つある人が14〜20%、四つある人が1〜4%いた。こうした特徴を持つ人は、ひじや指の筋肉の数も多くなるなど、特徴が1か所にとどまらない傾向があった。筋肉にかかる力に耐えるため、こうした特徴が現れるとみられるが、腕、指の筋肉が多いと、柔道などで、相手の動きを押さえる引き手に有効だと考えられる。
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まあ、そりゃそうだろうな…という感じのニュース。生まれつきある筋肉を発達させるだけで、その数が変わったりはしないでしょうし。
つまり生まれつきどのスポーツが得意になるか、というのは決定しているわけですね。うまくまとめて、小児スポーツ医学として発展させると面白いかも。
腱膜の部分が多いとか。