「意外なことに、紙幣や硬貨はさほど汚くない」―。オーストラリアとニュージーランドの研究チームが、両国のカフェやパン屋、精肉店、スーパーなどで使われていたお金を調査し、こんな結論を出した。
豪南東部にあるバララット大学とニュージーランドの研究機関が食料品店のお金を1年にわたりサンプル抽出し、紙幣と硬貨の表面に付着している細菌を調べた。その結果、大半のお金は細菌がわずかで、硬貨の方が紙幣より細菌は少なかった。中には食中毒や下痢を引き起こす細菌も見つかったが、低レベルだったという。
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「お金を触った手を口にいれちゃいけない」と言われた人はかなり多いのではないでしょうか。私自身、幼い頃、親に言われたことがあります。色んな人が触ったのだから、汚い、と。
しかしよく考えてみると、人の表在菌が硬貨についても、自分の手にも勿論表在菌がいるわけですから、病気を起こすはずがない。仮に大腸菌などがついていても、硬貨では生息できないために付着し続けるはずがない。
という研究だと思われます。銅などの、金属による殺菌効果もあるんでしょうかね。
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やっぱり現金は嫌ですよ。