2006年08月27日

ネットを通して売られる「偽薬」 、4兆を越す巨大市場に

ネット通販ご用心!偽薬市場4兆6000億円

 処方薬の購入費を節約しようとする消費者が増える一方で、偽薬の流通量が増大している。

 製薬会社ファイザーで偽薬の実態を調査する元連邦捜査局(FBI)職員のジョン・テリオ氏によると、偽薬は主にインターネット販売で出回っており、売れ筋のバイアグラ、リピトール(高脂血症用剤)、ノルバスク(血管拡張剤)の偽薬は作りも売り方も巧妙化している。偽薬による詐欺は世界的に広がっており、これに関連した健康被害の拡大も懸念されるという。

 世界保健機関(WHO)は世界における今年の偽薬の販売高は400億ドル(約4兆6000億円)に達すると予測している。2010年には750億ドル規模になるとした別の調査報告もある。

 ネット販売されている偽薬の大半は本物そっくりだが、テリオ氏は「消費者でも見分けられる場合もあるので、形や色に注意してもらいたい」と語る。パッケージの色や文字が薄い、注意書きが同封されていない、値段が安すぎる場合も同様で「何よりもまず、自分の薬をよく知ること」とアドバイスする。

 カナダのオンライン医薬品販売最大手、オンライン・カナディアン・ファーマシーズのデービッド・マッケイ氏は「販売者の住所が明記されているかどうかを確認してもらいたい。販売許可番号が記されているとなおいい」と話している。

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 よくもまあ、ネット購入なんて恐ろしいことができるもんだなぁと。何で作られているかわからない薬を、循環器系統の疾患持ちが使うなんて。

 病院行って、適切な治療を受けましょう。幸い日本はトップクラスの医療サービスを行っている国ですから、安心して受診できますし。
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posted by さじ at 13:29 | Comment(1) | TrackBack(0) | 薬理
この記事へのコメント
暑い夏に酒場に長時間いるのは、細菌ウィルス感染を引き起こす要因と自らの健康管理責任を外す脱落者である。 体調が悪い日があるのは、「人」である以上、仕方ない事である。
Posted by 横浜市鶴見 at 2009年07月20日 00:06
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