電気通信大学の田中一男教授の研究チームは、「右」「左」と頭の中で考えるだけで、電動車いすを自動操縦できるシステムを試作した。利用者の脳波を頭にかぶった帽子型センサーで読み取って制御する仕組み。実験では、約8割の精度で思い通りの方向に動いたという。
体が思うように動かない障害者が、念じるだけで車いすやテレビなどが操れるようになる装置の実現に道を開く成果。コンピューターゲームなどアミューズメント分野への応用も期待できそうだ。
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帽子式で利用可能とは。脳波を読み取るための変なゼリーはさすがにつけなければならないでしょうが、これは画期的な発明ですね。
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