精神障害で入院している患者の地域移行策として、厚生労働省が病院敷地内の病棟を「退院支援施設」として利用する計画を立てている問題で、患者団体らは23日、同省を訪れ、計画撤回を求めて交渉を行った。同省は24日の関係課長会議で事実上、計画推進を決める予定で、決まれば予定通り10月1日から施設利用が始まる。
交渉には11団体が参加。精神障害者らでつくる「こらーるたいとう」の加藤真規子代表が「敷地内の施設は社会で誇りをもって生きる地域移行の考えに反する。地域での生活の場づくりに力を入れるべきだ」と撤回を求めたのに対し、宮本真司・障害施策推進官は「いきなりすべての市町村が地域に受け皿を作ることは難しい。施設の利用は希望者に限っている」として理解を求めた。
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続報です。
精神科入院患者を減らすために、退院支援施設を設置
患者側の主張は「社会に出る前の隔離政策だ。さっさと社会に返せ」というもので、役人側は「いきなりじゃ偏見があるから、少しずつね」というものかな。
日本という風土の中で、どちらが成功するのか。個人的には、病院と社会の中間のポジションとして施設を利用すべきではないかなぁと。要するにいきなり病院から社会へ出るのではショック(ストレス)が大きすぎるから、少しずつ順応しようではないかというもの。で、