愛知県豊明市の藤田保健衛生大学病院(菱田仁士院長)で手術を受けた患者250人の氏名や病名などの個人情報が、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて流出していたことが、17日分かった。
内分泌外科の男性医師(36)の私用パソコンがウイルスに感染したためで、同病院は対策本部を設けて流出範囲などを調べている。
同病院によると、流出したのは、4年前からこれまでに手術を受けた患者の氏名や病名のほか、8人分のレントゲンなどの画像。16日、外部からの通報で発覚した。
男性医師は学術研究のために、患者のデータを自宅のパソコンに入力していた。同病院は内規でデータの持ち出しを禁止しており、医師の処分を検討している。
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これはいけません。私用PCで患者のデータを扱うべきではない。本来徹底していれば絶対に流出することはないはずです。自分のデータを流出してしまったのならまだしも、他人のデータですからね。厳しい処分を望みます。
しかし、一番知名度が低いといわれている新設私立大学医学部でこのようなことが起こってしまうと、益々風当たりが厳しくなるでしょう。行っている研究は良いだけに、残念です。藤田保健衛生大学の関係者は、いっそう気を引き締めることが要求されると思われます。
参考:藤田保健衛生大学