常に照明のついた環境でマウスの赤ちゃんを育てると、睡眠と目覚めのリズムを担う脳細胞の時計遺伝子の活動が乱れるとする実験結果を、東北大病院周産母子センターの太田英伸助手(発達生理学)と米バンダービルト大の研究チームが21日付の米小児科専門誌に発表した。
人間の体内時計の仕組みは基本的にマウスと同じとされ、人間の赤ちゃんについても同様の影響を及ぼす可能性がある。保育器で長い時間を過ごす早産児にとってどのような光環境が成長に良いかとの議論があるが、太田助手は「家庭の照明でも新生児にとって、昼夜に相当する明暗の区別がある方が望ましい」と話している。
研究チームは、24時間を刻む体内時計の中枢とされる脳の視交叉上核と呼ばれる神経核に着目。生まれたてのマウスを「12時間ごとに明暗を繰り返したグループ」と「常に明かりをつけたグループ」とに分けて3週間育て、時計遺伝子の活動を調べた。
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ほー。ということは家族も生活リズムを安定しなければなりませんね。それが出来ていない家庭が多すぎるのが問題なのですが(4,5歳児を深夜にコンビニへ連れて行く親もおりますし)。赤ん坊優先で、夜は暗くして寝て下さいね。