2011年09月18日

高血圧のリスクを高める28種類の遺伝子を愛媛大が特定する

高血圧リスクの28種の遺伝子特定 愛媛大など

 愛媛大学プロテオ医学研究センターの田原康玄講師(遺伝学)らの研究グループは、高血圧のリスクを高める28種類の遺伝子を特定したと発表した。新薬の開発のほか、遺伝子の違いに合わせた予防や治療法の開発につながるという。英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。

 欧米など海外の研究機関と共同で、国内外の約26万人を対象とした遺伝子解析を実施。患者とそうでない人との違いを調べた。

 日本人を含む東アジア人では、28種類のうち9種類の遺伝子が関係していた。このうち4種が高リスク型だった場合、そうでない人に比べて、高血圧にかかるリスクが最大で2倍ほどあるという。



 大規模な研究ですねぇ。

 高血圧は、コントロールが大事です。予防が一番。なぜなら高血圧をほっておくと血管にダメージがあるからです。

 遺伝子による差だとすると、遺伝子さえ特定できれば、より予防することが出来るでしょう。降圧薬の服薬コンプライアンスも上がるかも。


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posted by さじ at 04:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 循環
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