2006年08月21日

【8/21】御礼と日記と旅報告

 こんばんは。久々に日記で登場、さじです。只今帰国しました。えー、短い夏休みでしたが、サイパンへ行ってまいりました。

 私は海外歴が全然ないもので、サイパン、要するにアメリカへ行くという事態には非常に緊張しました。何せ立ちはだかるのは言葉の壁。単語1つ1つのボキャブラリーは持っていても文法がまるっきしダメな上に、リスニング能力が皆無。飛行機の中で機長が喋る軽い感じの挨拶も何を言っているのか聞き取れず、わずかばかりの期待が霞となって消えて無くなりました。特に入国審査で「何が目的での入国か」とか「何日宿泊するのか」とか1人1人聞かれるアレが近づいてくるたびに緊張で胃が痛くなっており、必死に頭の中でイメージトレーニングを繰り返しておりました。入国審査員的には「またジャパニーズかよ。どうせ『何が目的での入国か』と聞いても、ツアーガイドに載ってる「Sightseeing」と答えるだけだろ、ったく」と思っているところを、私は「Leisure!」と答えて、このジャパニーズはなかなかヤルナと思わせようと目論んだりしましたが、実際は漫然とパスポートにスタンプを押されるだけで言葉を一音も交わすことはありませんでした。
 
 サイパンというと、言語はチャモロ語、そして英語なのですが、至る処に日本語、そして現地人も大抵は日本語を理解できるという、日本人にとっては海外という気のしない国です。日本とは「戦争」という根の深い関係がありますが、これではアメリカと日本のどちらが勝って手に入れた島なのかわからんぐらいの勢いで日本語が使われておりました。

 やることといえば泳ぐことぐらいですので、それはもう狂ったように泳いでいました。現地の食べ物を食べ、現地の海で泳ぎ、現地人と同じぐらい黒くなり、まさにエンジョイサイパンを地でいっていました。

 が、3日目、突然の激しい下痢。鉄の胃袋を自称する俺がまさか食中毒だと。しかし、正直なところ、原因はわかっている。前夜の貝(ムール貝?)だ。バイキング形式で外に常温放置してあった怪しい代物である。旅先で心がけている人ならば絶対に口にしないであろう食べ物を大量に頬張ったのは自己の内臓に対する過大評価に他ならない。本来ならばすべきではない。常に過少評価してこそ、沈黙の臓器は健康でいられるものだ。

 ちなみに、いがくどころ的にその食中毒を分析すると、おそらくウェルシュ菌ではないかと思われる。嘔吐などの症状がほとんどないという特徴と、水様性下痢という点、さらに潜伏期間などのタイミングもピタリ賞である。

ウェルシュ菌

[特徴]  病人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布し、ボツリヌス菌と同様、酸素を嫌う嫌気性菌です。家畜などの糞便や魚からも検出され、食品では特に食肉の汚染が高いようです。この菌は、熱に強い芽胞を作るため、高温でも死滅せず、生き残ります。従って、食品を大釜などで大量に加熱、調理すると、他の細菌が死滅してもこの菌の耐熱性の芽胞は生き残り、さらに、食品の中心部は酸素の無い状態になり、嫌気性菌にとって好ましい状態になり、食品の温度が発育に適した温度まで下がると発芽して急速に増殖を始めます。食品の中で増殖したウェルシュ菌が食べ物と共に胃を通過し小腸内で増殖して菌が芽胞型に移行する際にエンテロトキシン(毒素)が産生され、その毒素の作用で下痢などの症状が起きます。一度に大量の食事を調理した給食施設などで発生することから「給食病」との異名もあり、患者数の多い大規模食中毒事件を起こす特徴があります。

[症状]  潜伏期間は6〜18時間で、水様性下痢や腹痛を起こします。嘔吐や発熱はほとんどなく、通常は1〜2日で回復します。

[予防] @一度に大量の食品を加熱調理したときは、室温に放置せず早めに食べきりましょう。やむを得ず保管するときは、小分けしてから早く冷えるよう冷蔵庫に入れましょう。
A前日調理は避け、加熱調理したものはなるべく早く食べましょう。
B一度加熱調理したものを温め直すときは、攪拌しながら中心部までよく熱(74℃以上)を通すようにしましょう。

 まだ暑い。皆様も食中毒には、お気をつけて。

 さて、更新が少なくなるとアクセス頻度も落ちてしまい、何かとアンニュイになりますが、これからも頑張って、わかりやすくお伝えしていきたいと思いますので、皆様どうぞ宜しくお願い致します。何かありましたらコメント欄へ(メールアドレスなどを載せたほうが良いんでしょうかね)

参考:ドクターQ&A 知っておきたい食中毒の知識
   原因からみた食中毒の種類とその予防

関連:医学処の「食中毒」一覧


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posted by さじ at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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