米疾病対策センター(CDC)は2日、インフルエンザ患者2人から、豚由来の新種のウイルスが検出されたと発表した。
2人はすでに回復しており、感染の広がりはない。ただ、今後も人間や動物の体内で遺伝子の組み換えが起き、感染力の強い新ウイルスが生まれる危険があるため、医療機関に監視の強化を呼びかけた。
CDCが、インディアナ州の2歳の男児とペンシルベニア州の2歳の女児のウイルスを分析した。豚由来のH3N2型だったが、遺伝子の一部が2009年に爆発的に流行した新型インフルエンザ(H1N1)のものだった。
女児は「農業祭り」で豚と接触していた。男児は保護者が豚と接触した。米国では豚から人への感染は05年以降、21件の報告があるが、新型インフルの遺伝子が見つかったのは初めて。
どれだけ進歩しようともインフルエンザというものは人類の敵なのだなぁ
色々あって新型インフルエンザの恐怖というものを忘れがちですけど、生涯の敵ということを忘れてはいけませんね。