7月28日金沢市内の焼肉店で食事をした男女7人が、下痢や腹痛などの食中毒の症状を訴えました。また、患者からはO-157も検出されています。
食中毒があったのは金沢市吉原町の焼肉店コリアンハウス森本店です。
金沢市保健所によりますと7月28日、コリアンハウス森本店で食事をした会社の仲間25人の内10代から50代までの男女7人が7月31日から8月6日にかけて下痢や腹痛などの症状を起こしました。
いずれも軽症ということですが症状を訴えた人の内20代の女性一人が今月7日に医療機関で受診し検査したところ腸管出血性大腸菌O-157が検出されました。
このため保健所が直ちに他の24人を検査したところ合わせて8人がO-157に感染していることが分かりました。
金沢市保健所ではレバーやユッケなどの生食用の食材が原因と見て14日と15日の2日間コリアンハウス森本店を営業停止処分にし施設の清掃、消毒の実施を指示しました。
金沢市の飲食店でのO-157による食中毒は今回が初めてです。
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夏まっさかり。先日も児童が腸管出血性大腸菌O-157に感染したりしています。飲食店側も客側も、徹底しましょう。死に繋がりかねない菌です。できるだけ生食は避けるように。