早食いをすると、それだけで肥満を招きやすくなることが、名古屋大グループの調査でわかった。早食いで太るのは、満腹感を感じないうちに食べる量が増えてしまうのが主因だと考えられてきたが、ゆっくり食べる人たちと同じ量をとったという前提で計算し直しても同様の結果だった。
玉腰浩司助教授(公衆衛生学)、大学院生の大塚礼さんらが、愛知県内に住む35〜69歳の男性3737人、女性1005人から、身長や体重、食事内容や運動習慣といったデータを集めた。食べる速さは「かなり遅い」「やや遅い」「ふつう」「やや速い」「かなり速い」の5段階で申告してもらった。
データを分析すると、食べるのが速い人は食べる量も確かに多かったが、グループは、食べる量の違いが体重に与える効果を統計的に除去。同様に運動習慣の効果も消し、純粋に食べる速さと肥満との関係を求めた。
その結果、食べる速さが「ふつう」の男性の平均的な身長である168.3センチで見ると、「ふつう」の人(体重64.8キロ)に対し、「かなり速い」人は3.9キロ重く、「かなり遅い」人は3キロ軽い計算となった。
女性では、156.6センチで「ふつう」の人(52.8キロ)に対し、「かなり速い」は3.2キロ重く、「かなり遅い」は2.7キロ軽かった。
早食いそのものが肥満を招く理由はまだよくわかっていない。早食いだと、エネルギーの取り込みを促進するホルモン、インスリンが過剰に分泌される可能性などが考えられるという。
グループの豊嶋英明教授は「早食いのくせは若いうちに身についているようだ。よくかんでゆっくり食べる習慣を、子どものころから身につけてほしい」と話す。
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なんと。私も、早食い=満腹中枢を刺激しにくいから摂取する量が多い=太るだと思っていました。しかし実際は違うようです。やはりエネルギーとして体内に摂取される割合が変化するのでしょうか。早く食べてるから、吸収も沢山しなきゃいけないほど切羽詰ってるんだ、と体が判断するとか。