2011年08月27日

何故香川県は糖尿病ワースト1になってしまったのか?

うどん早食いで? 糖尿病ワースト1の香川県が対策に力

 香川県が糖尿病対策に力を入れている。厚生労働省による2008年の調査で、糖尿病治療を受けている推定患者数を人口10万人あたりで示した「受療率」が、入院、外来を合わせ、初めて全国ワースト1となったためだ。

 食事の不摂生や運動不足が影響するとされていることから、県は、医療機関での栄養相談や、野菜摂取量の増加、運動不足の解消につながる取り組みなど、病気の改善、予防に向けた対策に躍起になっている。

 受療率は、厚生労働省が3年ごとに全国の都道府県で調査している。県の同率は、05年までは220〜250人で推移してきていた。しかし08年は314人に急増。全国平均の168人を大きく上回り、1996年からワースト1だった徳島を抜いた。

 県健康福祉総務課は、直接的な原因についてはわからないとしたうえで、うどん文化の中であまりかまない「早食い」傾向がみられることや、野菜摂取量や運動不足が影響しているのではないかと推測する

 07年の国民健康栄養調査では、1日あたりの野菜摂取量(01〜05年の平均)は、20歳以上の男性が249・7グラムで全国ワースト1(全国平均は296・1グラム)、20歳以上の女性も240・7グラムでワースト2。また、運動状況がわかる1日あたりの歩数(01〜05年の平均)は、20歳以上の男女とも全国平均を下回っていた。

 県は、全国ワースト1となった翌年の09年度から、3年間の計画で糖尿病の医療費が多かった坂出市と直島町をモデル自治体とし、医療機関に栄養士を派遣し、食事相談を受ける体制を強化している。10年度には坂出市内の4診療所、直島町内の1診療所の計5か所に栄養士を派遣。指導を受けた人数は今年3月までで、坂出市でのべ72人、直島町でのべ33人にのぼる。

 県は、今年度も新たな事業を始めている。子どもが野菜の調理体験を行う「キッズキッチン事業」もその一つ。子育て世代の野菜摂取量が少ないことから、子どもたちが野菜に触れる機会をつくり、親の摂取量増加につなげるのが狙いだ
これまでに高松市や東かがわ市などの幼稚園や保育園の5か所で実施した。



 こういうのは啓蒙に力を入れるしか無いですね。

 頑張れば、数年後、必ず今の地位を脱却できるはず。
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posted by さじ at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分
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