2006年08月09日

細胞内の亜鉛濃度が減少すると免疫力が高まる

亜鉛濃度、免疫に作用 理研と阪大、細胞内の伝達機能発見

 カキやウナギなどの食品に多く含まれる亜鉛に免疫を制御する新しい役割が−。

 理化学研究所と大阪大学の研究チームは、細胞内において、亜鉛の濃度変化が、病原菌などから体を守る仕組みにかかわる免疫応答をコントロールするシグナルとして使われていることを発見した。亜鉛濃度によって情報を伝えるしくみの発見が生命科学全般に新しい発見を促す可能性もある。

 亜鉛は、体に不可欠な微量金属の一つで、欠乏すると免疫不全や味覚障害などの異常が生じることが知られていた。しかし、カルシウムのように、濃度変化が細胞内のシグナル伝達にかかわっていることは知られていなかった。

 体内では、「樹状細胞」と呼ばれる免疫細胞が、一度侵入した病原菌などの異物の断片を蓄積しておき、同じ種類の異物を見つけると成熟・活性化して、異物を攻撃する細胞である「T細胞」に病原菌など相手の特徴と断片を教えると、攻撃的になってやっつけにいく。

 研究グループは、樹状細胞のセンサー部である「トール様受容体(TLR)」が刺激されてから、樹状細胞が成熟・活性化する過程において、細胞中の亜鉛濃度を蛍光標識を使って調べた。

 その結果、樹状細胞の成熟に伴って細胞内亜鉛レベルが減少していた。また、細胞内の亜鉛濃度をわざと下げてやると、TLRの刺激をしなくても樹状細胞が活発になって、T細胞も攻撃的になった。

 さらに、亜鉛濃度の調整には、樹状細胞内で亜鉛を運搬する役目をもつ「亜鉛トランスポーター」が関与していることも突き止めた。

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 細胞内の亜鉛が少なくなると樹状細胞が活発になる…?ということは亜鉛がないほうが免疫機能は活性化するということでしょうか。でも亜鉛不足は免疫不全ですし。うーむ。専門的すぎてちょっとわかりません。

 簡単にイメージするならば、樹状細胞は敵の情報を掴み、本陣(T細胞)に送る働きをしています。


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posted by さじ at 22:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | 生理
この記事へのコメント
実は手淫によって免疫が低下する事もわかっているのですよ
Posted by 曳地康 at 2011年01月31日 12:58
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