毒薬に指定されているコリンエステラーゼ阻害薬を誤って調剤し、女性を死亡させたとして、埼玉県警捜査1課は19日、業務上過失致死などの疑いで、小嶋薬局本店サンセーヌ支店(同県越谷市)の女性管理薬剤師(65)=千葉県野田市=と経営者のK県薬剤師会会長(76)=越谷市=を書類送検した。同課によると、2人とも容疑を認めているという。
同課によると、K会長は昨年3月25日、埼玉県春日部市のYさん(75)に対し、処方箋で胃酸中和剤を調剤すべきだったのに、コリンエステラーゼ阻害薬を調剤した疑い。女性薬剤師は、4月1日に誤りに気付いたのに放置し、米沢さんを死亡させた疑い。
毒薬という表記の仕方はどうかと思いますけれど、命に関わる薬であることは間違いないですから、なんでこれと間違えたのか、そして何故気づいて放置したのか、謎すぎます。
ちなみに薬としては、重症筋無力症などで使われますね。
毒としてはあのサリンも、作用としては同じものになります。