2011年08月18日

子供にMRIを行うには麻酔が必要。その麻酔で合併症が起こった病院は35%にも

子どもに麻酔、病院35%「合併症経験」 MRI検査で

 子どもに磁気共鳴断層撮影(MRI)検査をする際にかける麻酔で合併症が起きた経験のある病院が3割以上にのぼることが、日本小児科学会医療安全委員会の調査でわかった。合併症には呼吸停止など深刻なものもあり、同学会は検査を安全に行うための指針づくりに乗り出す。

 12日の同学会であった報告によると、昨年8〜10月の調査に回答を寄せた416病院のうち、35%に当たる147病院で合併症の経験があった。呼吸停止は73病院、血中の酸素不足で呼吸が浅くなったりする症状は75病院、脈が異常に遅くなる徐脈は21病院が経験。心停止も3病院であった。

 MRIは痛みはないが、ベッドに寝ている間に体が動くと正確な検査ができないため、子どもの場合、飲み薬や座薬で弱い麻酔をかけることが多いという。麻酔は主に小児科医が行うが、危険性はこれまでも指摘されてきた。



 あー。難しいねこりゃ。

 MRIやったことある人ならわかると思うんですけど、長いんですよね、微動だにせず30分とか。動かすと画像がよろしくないんで、子供の場合は、眠らせることが多い。

 で、麻酔っていうのは少なからずリスクがあるもので。もちろん実施する場合は小児科医、放射線科医がそばにいるとはいえ、起こることはおこってしまう。もちろんそばにいるから、すぐに迅速な対応できるんで命にかかわるということはほとんどないんですけれども。

 麻酔の副作用がなくなるなんてことはないですからねぇ、難しいところです。
広告
posted by さじ at 17:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック