大垣市は31日、小学校6年生を対象とした2種混合(ジフテリアと破傷風)予防接種で、医師が誤って11人に本来の5倍の量の0・5ミリリットルを接種したと発表した。接種後に接種部位が赤く腫れた児童もいたが、その後の副反応などはなかったという。
接種対象は市内の1625人。乳幼児時期の3種混合(ジフテリア、破傷風、百日ぜき)の免疫を確実にするため、市が市内57医療機関に委託して実施しているもので、ミスがあったのはこのうち1医院。
予防接種の接種量は3種混合を含めほとんどが0・5ミリリットルのため、医師が7月6〜25日に勘違いして接種。同日になって誤りに気づき、翌日、市に報告した。
市は各医療機関に接種量を周知徹底するとともに、依頼文に予防接種の種類や接種量を分かりやすく記載するなどして再発防止に取り組むという。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
些細なミスなんでしょうけれど、予防接種には反対している親もおられるようですし、このあたりの信頼度を失ってはいけないと思うところです。
何故予防接種に反対するのかというと、副作用で脳症になったとか、そういう危険性を回避したいからなんですよね。でもまあほとんど起こりませんし、神経質になることはないのですが、それでも「親」は子に受けさせないことがあります。実際にはその子供を感染源にして媒介してるようなものですがね。
関連:BCG生ワクチンとポリオ生ワクチンの間には4週間以上あけなければいけない