アメリカでは、16〜18歳の若者の4割が「日焼けサロン中毒」の症状を見せているということです。
アメリカでは、海岸で太陽の光を求める人もあれば、日焼けサロンへ入り浸る人もいる。週に3回、サロンに通うような人をアメリカでは「タナホリック(日焼け中毒症)」と呼ぶ。タラ・バートンさんもその1人で、「バッチリ日焼けしないと、病んで見えますからね」と話す。
バートンさんは、人工の日焼けが脳内モルヒネの「エンドルフィン」を分泌させやすくして、麻薬を欲するような習慣性が生まれるという研究の被験者をしている。スティーブン博士は「彼らの肌は色つやも悪く、汚くて、ぶつぶつだらけなのに、なぜやめないかと尋ねると、『気分がいいんだよな』と答えるんです」と話す。
被験者には、「いい気分」をブロックする薬が与えられ、結果、半数がサロンで日焼けする気がなくなった。バートンさんは「胃のあたりがむかむかと、嫌な気持ちに変わりました」と話した。アメリカの場合、16〜18歳の若者の実に4割が「日焼けサロン中毒」の症状を見せているということで、サロンに通い詰めるようになったら注意が必要だという。
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なるほど。確かに真っ黒なのにもかかわらず日焼けサロンに通う人はいますね。往々にして背中は汚いのですが。
日焼け、すなわち紫外線を浴びることに関しては賛否両論があります。個人的には、多少なら浴びたほうがいいんじゃないかという気もします。太陽の光を浴びることが「鬱に効く」とされているのは、脳内モルヒネが出ているからなのでしょうか?
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