2006年08月04日

埼玉医大の多剤耐性緑膿菌集団感染は、院内感染の可能性が高い

埼玉医大の多剤耐性菌…院内感染の可能性

 埼玉医大病院(埼玉県毛呂山町)で、2年間に入院患者約100人から抗生物質の効かない多剤耐性緑膿菌が検出され、うち6人が死亡していた問題で2日、同病院の調査委員会(委員長=木村哲・東京逓信病院長)の初会合が開かれ、木村委員長は、院内感染の可能性が高いとの見方を示した。

 木村委員長は「病棟と感染者の分布を見ると、集合的に発生しているケースがいくつかある」と説明。死亡した6人のうち2人については、「死因に緑膿菌感染が関係していることが、否定できない」と話した。今後、菌の遺伝子を判別する検査の結果を待ち、感染源についての結論を出す。

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 まあ、そりゃ、院内感染が一番考えられますわな。菌の遺伝子を解明すればどこが出所なのかもわかってしまう時代なんですねぇ。

関連:医学処 埼玉医大で多剤耐性緑膿菌の集団感染。100人中6人が死亡
   医学処 多剤耐性緑膿菌の院内感染の原因は、トイレのブラシだった
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posted by さじ at 09:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
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