2006年08月02日

母乳で育てた子供のほうが夜尿症にならない

母乳で育つとおねしょが少ない

 母乳には子供の将来の夜尿症を防ぐ効果があることが、全米腎臓財団(NKF)の調査で明らかになった。調査結果は小児科専門誌ピディアトリクス最新号に掲載された。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、ニュージャージー州在住の子供を対象にした同調査では、生後3カ月以上母乳を与えられた子供は、満5歳以降におねしょをする割合が低いという結果が出た。5歳から13歳の夜尿症の子供55人のうち、母乳で育った子供は45.5%だったが、夜尿症のない児童のグループでは、母乳で育った子供は81.2%を占めた。

 ほかの複数の調査からも、1)幼少時にウイルスに感染する率が低くなる、2)成人後の肥満や糖尿病の予防を含む長期的な健康保持に役立つなど、母乳の長所は広く知られている。

 それでも、米国では出産後の退院時に母乳のみを与えられている新生児は半数に満たない。母乳支持派はその一因として、病院や医師が今も人工ミルクの代用を容認しており、母乳で育てる指導をしない点を挙げる。

 母乳を与えることで子供がおねしょをしなくなる時期が早まるわけではないが、今回の夜尿症調査では、おねしょが少ない子供には3カ月以上母乳を与えられて育った子が多かった。また、おねしょの少ない子供は、母乳と人工ミルクの両方を与えられた子よりも母乳だけで育った子に多かった。

 人工ミルク・メーカーは、2002年から母乳に含まれる長鎖脂肪酸を人工ミルクの成分に加えている。それでも人工ミルクには、母乳に含まれる自然の脂肪やタンパク質が含まれていない。

 病院や厚生省疾病予防センター(CDC)の2004年統計によると、出産して退院する時に母親の64.7%が子供に母乳を与えていたが、すでに人工ミルクの併用を始めた母親もいた。退院時に母乳だけ飲ませていた母親は41.7%だった。

 米小児科学会(AAP)は、乳児の免疫力を高め、感染症を防ぐためにも生後半年は母乳で育てるよう推奨している。

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 母乳の中に含まれている免疫グロブリンは子供を外敵から守ってくれますし、栄養素などは成長に不可欠なものです。母乳そのものだけではなく、母乳を与えるプロセスが母子に重要であることもわかってきていますので、最近母乳を見直す運動がさかんです。

 よく考えると私も夜尿症の気があったのですが、母乳よりミルクのほうが多かったと親が言っていました。

 できるだけ、母乳で育てましょう。
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posted by さじ at 02:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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