今年5月、黄色ブドウ球菌が混入した血小板製剤を輸血された70代の男性が、敗血症で死亡していたことが25日、日本赤十字社の調査で分かった。日赤によると、採血した際に供血者の皮膚などに付着していた菌が偶然に針などから混入し、輸血までに増殖したとみられる。厚生労働省によると、血液製剤に黄色ブドウ球菌が混入したことによる死亡例は国内では初めて。同省は特異なケースとみているが、日赤に再発防止を指示した。
日赤によると、男性は5月1日、血液疾患などの治療で血小板製剤の輸血を受けた後、間もなく発熱などの症状を起こし、敗血症とみられる症状で翌日死亡した。男性の血液と残っていた製剤などから黄色ブドウ球菌が検出され、遺伝子の型も一致したという。
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確かに採血の際に菌が混入する可能性はありますが、まさか本当に起こることだとは。実際国内では初めてのケースだったようです。
難しいようですが再発防止を心がけるしかないですね。