札幌医科大は25日、自分の性に強い違和感を持つ性同一性障害の患者2人の性別適合(性転換)手術に成功したと発表した。性転換手術の実施は北海道内で初めて。
手術は6月28日と今月11日にそれぞれ行われた。患者は2人とも札幌市在住の42歳で、身体的性別は男性。幼いころから男性の体であることに違和感を覚えていた。03年から同大で診察を開始。従来の治療では十分改善せず、性転換後の家族らの支援体制も整っているなどとして、同大倫理委員会が5月30日、性転換手術の実施を承認した。
同大によると、2人とも約2週間の入院後、無事退院した。
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周囲の家族が理解ある人でよかったと思います。こういうことはメンタル面のサポートができるかどうかで人生が決まるといっても過言ではありません。
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