朝食からランチまでの時間が長く感じられるというのはよくあることだが、英国人がランチを前に最も空腹を感じるのは午前11時25分で、ロンドンでは全体の約70%がこの頃に早めの昼食を食べ始め、正午までにはすっかり食べ終わってしまっているという実態が調査の結果明らかになった。
スナック製造会社「United Biscuits」が、全国の成人2,840人を対象に、英国人の昼食事情について調査を行なったところ、これまでは子供のものと考えられてきた手作りのお弁当が大人の間でも復活し、仕事に毎日お弁当を持参するという人は、ロンドンでは全体の3分の1近く。その理由として、このうち半数は「昼食を買うお金の節約」、25%は「買ったものを食べるより、自分で昼食を作った方が健康的」、「売っているものには自分が食べたいものがない」などを挙げ、さらには単に「仕事が忙しくてデスクを離れられない」、「店のレジに並んで買う時間がない」ことも判明。
また、昼食を買う人のうち64%は、サンドイッチなどの店で買うものは値段が高すぎると感じているという。
ロンドンっ子が持参するお弁当の中身として最もよくみかけるのは、サンドイッチ、ヨーグルト、果物、サラダ、ポテトチップス、ビスケットとお決まりのメニューが並んでいるが、ロンドンでは自分たちの食生活はヘルシーと考えている人が多いにもかかわらず、お弁当に果物を持ってくる人は全体の3分の2と、不健康な食生活で知られるグラゴーの75%に比べ、はるかに少ない実状も指摘された。
調査元では、ロンドンで働く人は価格や質、選択肢や便利さなどの点で、店で購入する昼食に不満を抱くようになっているとし、食品業界にとっては、こういった人々を対象にした分野に新たなビジネス・チャンスがあると分析しているという。
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みんな朝ごはんをしっかり食べないんでしょうか。とはいったもののイギリスのようにパン食の国は腹持ちが悪いのかもしれません。その点日本は最高の炭水化物「米」を朝からガッツリいけますからね。腹持ちも良いし頑張って仕事もできるってもんです。朝飯を食べて不況を脱しよう
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