2006年07月24日

生体肝移植にて、ヘパリン投与量を誤りドナー側が下半身不随に。

生体肝ドナー下半身不随 群馬大、薬過剰投与で
 
 群馬大病院で昨年11月に行われた生体肝移植手術で、夫に肝臓を提供した50代女性が手術後、血液凝固阻止剤「ヘパリン」の過剰投与が原因で脊髄を損傷し下半身不随になっていたことが24日、分かった。

 同病院は医療ミスを認め、女性や家族に謝罪。夫は手術後の今年3月に感染症のため死亡した

 日本肝移植研究会によると、生体肝移植は国内で4000例弱実施。京都大病院で提供者となった40代女性が多臓器不全で死亡した例はあるが、ドナーが医療ミスで重い後遺症になったのは初めて。また、移植を受けた患者の生存率も1年後は約82%、3年後は約78%と高い。

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 む。生体肝移植でのドナー側の医療ミスが起こってしまいましたか。これのせいで生体肝移植数が減ることがないと良いのですが。

 どうやら通常の2〜5倍のヘパリンを投与していたようで。そのため副作用で出血がおき、脊髄損傷という流れか。慎重な投与を望みます。

関連:生体肝移植には当然「途中で辞める権利」がある。
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posted by さじ at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
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