2006年07月24日

大正時代に効能があっても、現在どうなっているか分からない温泉が多数

温泉成分分析、10年以前が36%…大正時代のものも

 温泉に掲示されている成分分析のうち、分析した日が10年以上前のものが、42都道府県で36%を占めることが24日、環境省の温泉行政懇談会で明らかになった。古いものは、大正時代までさかのぼるという。

 同省が全国の都道府県を通じて調査し、21日までに回答のあった2万8143件について、分析日からの経過年数をまとめた。それによると、「10〜20年未満」が21%、「20年以上」も15%あった。

 温泉法では、泉源の温度が25度以上か、指定された成分が規定量以上あることが、「温泉」の要件。しかし、再分析の義務はなく、再分析をして25度を下回ったり、成分が変化して温泉でなくなった場合の規定はない。委員の一人、甘露寺泰雄・中央温泉研究所所長は、「ドイツでは頻繁に利用される温泉は3年ごとに分析される。日本でもせめて10年ぐらいで再分析すべきでは」と話す。

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 なんだろう。温泉の再加熱とかがバレるからかな。確かに旅館側にしては死活問題でしょうけど、ある意味詐欺みたいなもんですからね、偽るのは。温泉は身体に良いという効能を守るためにも、せめて5年に1度は再検査すべきでしょう。


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posted by さじ at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚
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