2006年07月23日

車椅子の男性を背負って登山もできる筋力増強スーツを開発

車いす男性背負い登山「ロボットスーツ」 完成間近

 スイスアルプスのブライトホルン(標高4、164メートル)に挑む南佐久郡小海町の車いす男性らの登山隊が、ひざの屈伸の補助装備として使う「ロボットスーツ」の完成が間近となった。学生12人と開発を進めてきた筑波大学システム情報工学研究科の山海嘉之教授(48)は「89%の出来」と胸の内を話す。憧れの高嶺を目指すこの男性にとっても、山海教授らにとっても、まさに新境地への挑戦となる。一行は8月2日、成田空港を出発する。

 ロボットスーツは、両脚の外側に密着するように、腰からかかとにかけて装着。筋肉を動かそうとする時の生体電流をセンサーで読み取り、コンピューターで解析してスーツのモーターを回す。ひざの屈伸を助けることで、筋力を上回る力を発揮できるようにする。

 今回の登山では、理学療法士の松本武志さん(28)=佐久市=がスーツを装着し、手足の不自由な内田清司さん(44)=南佐久郡小海町=を背負ってブライトホルンの山頂を目指す。筋肉の衰えが進む筋ジストロフィーの井出今日我さん(16)=小海高2年、佐久市臼田=も参加し、隊員が引くそりに乗って登る。

 山海研究室は、内田さんの依頼を受けてスーツの製作を進めてきた。改良を重ねて、防水機能や出力、衝撃耐性を向上。松本さんの体形に合わせて、腰への負担を軽くする位置に内田さんを乗せる背負子(しょいこ)を付けた。試作段階のスーツを松本さんに着けてもらい、登山時の前傾姿勢でも足がスムーズに動くか確認してきた。

 学生3人と登山隊に参加し松本さんらをサポートする山海教授は「障害者の行動を助けることで、活動の幅を広げることができる。学術的にも社会的にも意義のある挑戦」と話している。

 同行する同研究科大学院前期博士課程の新宮正弘さん(24)は「スーツをきちんと作動させ、登山隊が少しでも楽に登れるようにしたい」と意気込んでいる。今月末には松本さんが実際に内田さんを背負ってスーツの動作を最終確認する。

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 こりゃすごい。


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posted by さじ at 04:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | 介護
この記事へのコメント
あれはかなり、てこの応用が利いているようだが
実際はどうかな?
Posted by やまのかご担ぎ at 2008年11月27日 14:30
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