世界保健機関(WHO)は21日、紫外線を過度に浴びたことが原因で、世界で年間約6万人が死亡しているとする報告書を発表した。
報告書は、死者約6万人のうち、約4万8000人は、メラニン色素を作る細胞が、がん化する悪性黒色腫(メラノーマ)が原因で死亡、残る約1万2000人は、そのほかの皮膚がんで死亡していると指摘。悪性黒色腫や皮膚がんによって、早死にしたり、障害が残ったりするケースの約90%は、紫外線の浴びすぎが原因と推計している。
報告書はまた、紫外線には体内でビタミンDを合成する効果などもあるが、皮膚の老化、白内障、免疫機能低下による口唇ヘルペスなどを引き起こす危険性が高いと指摘している。
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日光を浴びたほうが良いという主張と、いやダメだという主張が二分されますね、この手のものは。紫外線には害が多すぎることは否めないのですが、それは浴びすぎによるものなのでは、と。特に日本なんかでは病気になるほど浴びすぎる機会ってそんなにないと思うのですが、例えば乳幼児はベランダの窓を開けて外気を入れて涼しくするより、クーラーをつけた部屋のほうが健康に良いとされる主張もありますし。
まあ要するによくわからんんということです。
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