三河地方のキノコを研究している「西尾きのこ会」代表の中条長昭さん(71)が、今年の不順な梅雨シーズンのため、例年になく多種類の毒キノコが各地で異常発生していると警告している。中条さんは「間違っても毒キノコを食べないように」と注意を呼びかけている。
中条さんによると、今年の梅雨は、雨天と気温の高い日が交互にあり、平年よりも高温多湿になっている。このため、この時期に発生する食用のキクラゲなどとともに、春型、夏型両方の毒キノコが各所で異常発生しており、食用キノコと間違って食べることが心配されている。
中条さんによると、県下各地の公園や神社、お寺の境内など人里近いところに発生しており、「今月上旬から10日間ほどで、岡崎、西尾、豊橋、豊田市内などで、猛毒として知られるテングタケ科やベニタケ科の毒キノコが相次いで確認された」という。
この時期に採取される食用キノコと一緒に採取される可能性があるだけに、中条さんは「野生キノコには十分注意して、知らないキノコは絶対に食べないでほしい」として、野生キノコの危険性を訴えている。
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わけのわからんキノコを食べる人もいないとは思いますが、食用と似ているキノコが要注意ですね。専門家に相談できなければ素人判断で食べるのは辞めたほうが良いでしょう。