2011年06月15日

アルツハイマー型認知症に対する貼付剤で理想的薬物濃度を。

「理想的な薬物濃度を保てる」−国内初のアルツハイマー貼付剤で中村祐氏

 香川大医学部の中村祐教授(精神神経医学講座)は6月14日、今夏にも発売が見込まれる国内初の貼るタイプのアルツハイマー型認知症治療薬イクセロンパッチ/リバスタッチパッチ(ノバルティスファーマ/小野薬品工業)について、「緩やかに血中の薬物濃度が上昇し、ほぼ一定の濃度を維持することで、理想的な治療範囲内に保つことができる」と述べた。両社が共催したメディアセミナーでの講演で語った。

 このほか中村教授は、介護者へのアンケート調査結果で、経口剤に比べて貼付剤の方が「とても使いやすい」「やや使いやすい」とした回答が60.6%に上ったことを紹介。アルツハイマー型認知症が進行すると、「服薬管理能力は非常に初期から落ちやすい」などと指摘した上で、「施設などで利用者を介護する場合、人数が多い分、服薬させるだけで多くの時間を使い切ってしまい、本当のケアができないという問題がある」とした。

 イクセロンパッチ/リバスタッチパッチは今年4月に、軽度から中等度のアルツハイマー型認知症の症状の進行抑制の適応で製造販売承認を取得しており、7月に薬価収載される予定。国内のアルツハイマー型認知症治療薬としては4製品目で、発売済みのエーザイのアリセプト、ヤンセンファーマのレミニール、第一三共のメマリーがいずれも経口剤なのに対し、貼付剤であることが特長だ。



 服薬コンプライアンスといって、毎日しっかりと決められた薬を飲めるかどうか、というのも治療の際には重要です。

 アルツハイマーなどの、自身でなかなか服薬管理ができない場合、経口で飲ませるのも一苦労。

 介護者にとって「貼るだけ」で良いこの薬はまさに画期的なものでしょう。こういう薬が広くでまわるといいんですけどねぇ。
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posted by さじ at 10:05 | Comment(3) | TrackBack(0) | 介護
この記事へのコメント
これは良い!!期待に応える。そうだ私は43歳にして認知症だろうか?ね何故?伊のスーパーマリオが担当医師だったら認知症だろうが不眠症だろうが夢心地だわ〜そのぐらいの夢模様もなかったらヒトは悲しみの限界の国境を超えてしまって最終にボケて麻痺しまうのよ。馬鹿な女だと笑え!
Posted by みか at 2011年06月17日 22:12
真夏の昼下がりに食欲なき私の昼食はパイ生地かデニッシュのパンに(ピスタチオかヨーグルトかチョコレートかレモン)のジェラートをはさんでジェラートが溶けてしまわないように手早く食べてしまうのチェリーソースがあれば最高だわね薄めのエスプレッソを添えて、一本だけ煙草をふかせば早く夕食を食べたくなるわ!待ち遠しいわね(太陽の輝きと海の恵みレモンの街、伊ソレントから)生ウニのパスタも、私の国の鱧を贅沢に天ぷらフリットにして旬の野菜を添えて
Posted by みか at 2011年06月19日 09:46
小笠原諸島の自然遺産登録、エメラルドグリーンよりも深くて深い青い瑠璃色を輝き、満ちて忘れなかった記憶して止まなかった、それは守ってきた証を、この先の未来に、いつまでも限りなく永遠に既存されて次の世代をも超え残存させて発展させていかなければ、いけない。憧れて終わってはいけない現実を見て、ああ綺麗だね美しいね、それで終わらせてはいけない
Posted by みか at 2011年06月26日 00:06
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