2006年07月17日

胃がん集団検診のバリウムが腸に残り腸閉塞に→死亡

胃がん集団検診のバリウムで腸閉塞、85歳女性死亡

 山口県岩国市の胃がんの集団検診で硫酸バリウムを飲んだ市内の女性(85)が腸閉塞を起こし、検診から3日後に死亡していたことが分かった。

 厚生労働省は昨年11月、高齢者などがバリウムを服用すると、腸閉塞や腹膜炎などの重大な副作用を引き起こす恐れがあるとして安全性情報を発表し、注意を呼びかけていた。市はバリウム使用と死亡との因果関係について調査している。

 市によると、市の委託を受けた県厚生農協連合会が実施した集団検診で、死亡した女性は今月3日に受診してバリウム150ccを飲み、検診直後に下剤を服用した。

 女性は5日朝になって腹痛を訴え、市内の病院で受診した結果、バリウムが腸内で固まり、腸閉塞を起こしていることが分かった。6日に緊急手術を受けたが、容体が急変し、死亡した。

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 たまにこういうことが起こってしまいます。病院側は「バリウムを早めに出すために下剤飲んでください」って言っていたと思うのですが、実際に下剤を飲んでもこのように残ってしまうケースが。水分を大量に摂って早めに出しましょう。
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posted by さじ at 01:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消化
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