2006年07月16日

厚生労働省がきちんとした診療報酬を定めれば死ぬことはなかった患者が発覚

「治療で死亡早まる」14件 02年度、厚労省調査

 全国18カ所の大学病院や200床以上の一般病院で入院患者のカルテを分析したところ、「医療行為や管理上の問題が原因で死亡が早まった」とみられるケースが2002年度の1年間に14件あり、半数が防げた可能性が高いことが15日、厚生労働省研究班の調査で分かった。

 カルテの内容まで踏み込んだ医療事故の実態調査は初めて。他の治療法を選択したり、院内体制を充実させれば死期を遅らせることが可能だったとしており、主任研究員の堺秀人神奈川県病院事業庁長は「過失とまでは言えないが、事故例を医療現場で共有し、再発防止に役立てる仕組みを作るべきだ」と指摘している。

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 はぁん?何を言ってるの厚生労働省は。院内体制が充実しないのは厚生労働省が医療従事者に無茶を課してるせいでしょう?

 そしてこれからも、診療報酬が削減されるたびに院内体制は崩壊していくでしょう。誰が悪いのですか?そうです、厚生労働省が悪いのです。

 診療報酬と医療の質に関するコメントは下記リンク参照。

医学処:自民党「激務が問題となっている分野以外診療報酬引き下げ」

関連:診療報酬を下げた厚生労働省が今度は「医者を増やせ」とのお達し
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posted by さじ at 03:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
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