大阪府吹田市のワンルームマンションで、麻薬成分を含む幻覚キノコ「マジックマッシュルーム」とみられる薬物を食べた関西大2年の男子学生(19)が、4階の共用廊下から転落、死亡していたことが11日、分かった。吹田署は男子学生を司法解剖して薬物反応を調べるとともに、麻薬取締法違反の疑いもあるとみて一緒にいた学生らから事情を聴いており、入手経路や転落した経緯など当時の状況について調べている。
調べでは、10日午後11時55分ごろ、同市千里山西のマンションで「友人が共用廊下から飛び降りた」と住人から119番通報があった。吹田署員が駆け付けると、マンション下の駐車場で裸で倒れている男子学生を発見、学生は病院に運ばれたが、11日午前7時半ごろ、死亡が確認された。
男子学生は10日夜、大学サークルの部室で友人らと遊んでいたが、突然異変を訴えたため、仲間が同じ大学に通う友人の女子学生のマンションまで運んだところ、付き添いの友人が目を離したすきにマンション4階の共用廊下から飛び降りたという。
吹田署が男子学生と一緒にいた数人の学生から事情を聴いたところ、男子学生は部室で、友人が以前に大阪市内で購入したマジックマッシュルームを1袋数千円で譲り受けたといい、男子学生はその場で取り出して食べ、その後幻覚症状とみられる異変が表れたという。
譲り渡したとされる友人の学生は「自分も以前食べたが、幻覚症状はなく、合法だと思った」と供述。同署は、男子学生が食べたとみられる乾燥したマジックマッシュルームを押収しており、成分などの薬物鑑定を行う。
また学生の間でマジックマッシュルームの服用が蔓延している疑いもあるとみて、同法違反容疑で学生らから引き続き事情を聴いている。
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関西大内のサークルの部室でマジックマッシュルームにふけるとは。19歳、もっとすることがあったんじゃないでしょうか。それともそんなアンダーグラウンドなものに手を出すほど面白くない人生だったんでしょうか。幻覚症状がないので合法だと思ったという供述も意味不明すぎてアレです。
ご存知の方が大半だとは思いますが、マジックマッシュルームは合法ではありません。所持、販売、栽培、全てが禁じられています。もう4年も前から麻薬扱いです。義務教育世代も知っていると思われます。
ちなみにマジックマッシュルームにはフラッシュバックがあります。食べた後、2週間から4ヶ月後に飲酒や睡眠不足や他の薬物の服用などによって、突然、幻覚・妄想などが再燃します。まぁ実際食べても悪心やら発熱やら吐き気やらあるだけで、多幸感や視覚異常なんかを得るよりデメリットのほうが多すぎると思うんですけどねぇ。何でこんなものを食いたがるのかわかりません。