喫煙を減らす強力な対策が導入されなければ、21世紀のたばこによる死者数は世界で約10億人に上り、20世紀の10倍に膨らむ恐れがあるとの推計を、世界各国の対がん協会や学会、病院、研究所などでつくる民間組織「国際対がん連合」などがまとめ、ワシントンで開催中の同連合の会議で10日発表した。
中国をはじめとする喫煙率が高い発展途上国での人口増が主な原因。発表は、成人のたばこ消費を半減できれば今後50年間に約3億人の「不必要な死亡」を防げるとして、各国政府に早急な取り組みを求めている。
世界の喫煙人口は現在、男性約10億人、女性約2億5000万人の計約12億5000万人。平均喫煙率は男性の場合、先進国が35%、途上国は50%で途上国が多いが、女性は先進国が22%と途上国の9%を上回っている。
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副流煙の防止、喫煙マナーの向上さえ守ってくれれば、別に吸うのは個人の自由だと思います。国としても大事な税金収入源ですから「そうは言われても完全に規制したくない・・・」というのが正直なところなのでしょう。日本は少なくとも欧米並みに「1箱1000円」ぐらいにしちゃってもいいんじゃないですかね。吸いたい人は吸うし。
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