国立病院機構千葉東病院(千葉市中央区)は6日、血液型がO型の患者にA型の母親の膵臓と腎臓を移植する生体部分同時移植を行ったと発表した。
臓器提供者と移植を受ける患者の血液型が異なるケースでの生体移植は、腎臓ではあったが、膵臓移植は世界初という。
同病院によると、患者は、重症の糖尿病に腎不全を併発した30歳代の女性。50歳代の母親から腎臓と膵臓の一部を移植した。手術は5日午前から約9時間半かけて行われ、2人とも容体は安定しているという。
膵腎の生体部分同時移植は国内では5例目。
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おお、思い切ったことを。母親の強い願いだったのでしょう。ぜひとも成功してもらいたいものです。