2006年07月05日

UVカット剤に肝臓への毒性があり、製造禁止へ

<UVカット剤>毒性のおそれ、製造禁止へ 環境省など

 浴槽や自動車のシートベルトなどに使われているトリアゾール系紫外線吸収剤に、人体への毒性のおそれがあるとして、環境、経済産業、厚生労働の3省は、製造や輸入を禁止する方針を決めた。秋にもポリ塩化ビフェニール(PCB)と同じ規制物質に指定し、来年春の輸入禁止を目指す。

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 別のソースでは詳細も。PCBやダイオキシンなどと同じカテゴリーで扱うあたり、相当深刻そうです。

 この吸収剤は、ジターシャリーブチルフェノールという物質の一種。主に樹脂に添加して浴槽や床材などの建材や家電製品、塗料などさまざな用途で使われており、2004年度の製造、輸入量は約120トンに上る。3省の評価の結果、自然環境中で分解されにくく、生物の体内に蓄積されやすい上、肝臓への毒性などがあることが分かった。
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posted by さじ at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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